iNotesのCalendarカテゴリ設定Dialogの高さ不足(Edgeのみ)
iNotesをEdge(Chrome)で利用した際、V11.0.1FP5/V12.0.1FP1のiNotesのCalendarカテゴリ設定Dialogの高さが不足し、新規カテゴリ入力域とボタンが微妙に重なった状態で表示されるという障害があります。
この障害はEdge(Chrome)のみで発生し、Firefoxでは発生しません。具体的には以下の部分です。
ボタンと入力域が完全に重なっている訳ではありませんので、新規カテゴリの入力もボタンも正常に稼働しますので、見た目だけの問題です。
この障害は、iNotesのUI表示を行っているForms9の設計を修正することにより、回避することが可能です。
発生Version:V11.0.1FP5/V12.0.1FP1
発生Browser:Edge(Chrome)
変更対象:Forms9.nsf
設計要素:Resource > File
設計名称:dwa_ja.properties
変更部分:D_EDITCATEGORIES_DLG_HEIGHT
変更前:D_EDITCATEGORIES_DLG_HEIGHT=22.5em
変更後:D_EDITCATEGORIES_DLG_HEIGHT=23em
また、D_EDITCATEGORIES_DLG_CATEGORYLIST_HEIGHTでカテゴリ一覧表示窓の高さを減らすことでも対応が可能です。
変更すると、以下のように正常に表示されるようになります。
但し、修正しなくても正常に表示されているFirefoxでは若干入力域とボタンの間が広くなります(下Image)ので、ご注意ください。
Edge
Firefox
尚、Forms9.nsfの設計はシステムDBのため、Server稼働中に設計置換を行うことはできません。
Server停止してForms9.nsfを置き換えることになりますので、ご注意ください。
また、Forms9.nsfのCustomizeはメーカーがサポートするものではありませんので、ご自身のリスクでお願いします。
iNotesの繰り返しスケジュール設定Dialogの高さ不足
iNotesをEdge(Chrome)/Firefoxで利用した際、V11.0.1FP5/V12.0.1FP1のiNotesの繰り返しスケジュール設定Dialogの高さが不足し、「週次」、「月の日付」、「月の曜日」を選択した場合に、例外条件選択域とボタンが重なった状態で表示されるという障害があります。
この障害はEdge(Chrome)/Firefoxの両方で発生します。具体的には以下の部分です。
ボタンと選択域が完全に重なっているために、「例外の指定」のプルダウンの選択肢が全く動作しなくなります。
回避策としては、ボタンと重なっていないフィールドを選択後、Tabキーでフィールドを移動し、例外指定の選択肢フィールドが選択された状態にしてから、上下矢印キーで選択肢をトグルして選択することです。
この障害は、iNotesのUI表示を行っているForms9の設計を修正することにより、回避することが可能です。
発生Version:V11.0.1FP5/V12.0.1FP1
発生Browser:Edge(Chrome)/Firefox
変更対象:Forms9.nsf
設計要素:Resource > File
設計名称:dwa_ja.properties
変更部分:D_REPEATSEDIT_HEIGHT
変更前:D_REPEATSEDIT_HEIGHT=430
変更後:D_REPEATSEDIT_HEIGHT=480
変更すると、以下のように正常に表示されるようになります。
尚、Forms9.nsfの設計はシステムDBのため、Server稼働中に設計置換を行うことはできません。
Server停止してForms9.nsfを置き換えることになりますので、ご注意ください。
また、Forms9.nsfのCustomizeはメーカーがサポートするものではありませんので、ご自身のリスクでお願いします。
iNotesのQuick検索Dialogの高さ不足(Edgeのみ)
iNotesをEdge(Chrome)で利用した際、V11.0.1FP5/V12.0.1FP1のiNotesのQuick検索Dialogの高さが不足し、検索ワード入力域とボタンが微妙に重なった状態で表示されるという障害があります。
この障害はEdge(Chrome)のみで発生し、Firefoxでは発生しません。具体的には以下の部分です。
ボタンと入力域が完全に重なっている訳ではありませんので、検索文字の入力もボタンも正常に稼働しますので、見た目だけの問題です。
この障害は、iNotesのUI表示を行っているForms9の設計を修正することにより、回避することが可能です。
発生Version:V11.0.1FP5/V12.0.1FP1
発生Browser:Edge(Chrome)
変更対象:Forms9.nsf
設計要素:Resource > File
設計名称:dwa_ja.properties
変更部分:D_STARTSWITH_DLG_HEIGHT
変更前:D_STARTSWITH_DLG_HEIGHT=160px
変更後:D_STARTSWITH_DLG_HEIGHT=170px
変更すると、以下のように正常に表示されるようになります。
但し、修正しなくても正常に表示されているFirefoxでは若干入力域とボタンの間が広くなります(下Image)ので、ご注意ください。
これを見比べてお分かりいただけると思いますが、EdgeとFirefoxでは行間が異なることから問題が発生しているようです。
Edge
Firefox
尚、Forms9.nsfの設計はシステムDBのため、Server稼働中に設計置換を行うことはできません。
Server停止してForms9.nsfを置き換えることになりますので、ご注意ください。
また、Forms9.nsfのCustomizeはメーカーがサポートするものではありませんので、ご自身のリスクでお願いします。